北漢江の シナケツギョ料理
漢江のソガリ(シナケツギョ=スズキ科の淡水魚)は、昔から珍重された魚で、宮中への貢物として毎年の旬には欠かすことなく王に進上していたといういわくつきの魚でもある。ソガリの刺身の味ですが、新鮮な肉がシコシコとした噛みごたえがあって、味は香ばしく実に美味しい。少しも生ぐささは感じられない。さて、次ぎは「 ソガリメウンタン」(シナケツギョの唐辛子味噌スープ)であるが、この料理の作り方をみると、なるほどメウン(辛いという意味)汁といういわれを知ることができる。ソガリを土鍋の中に入れて水を注ぎ、強火の火徳(コンロ)にのせてその中に、唐辛子味噌を入れ、ニンニク、生姜、葱、青唐辛子、芹、韓国ガボチャなどの具と薬味を入れて、煮上がった頃、最後にとどめの唐辛子粉をドバッと入れて出す。こうして、こってりとしたメウンタンが出来上がるのである。このソガリ・メウンタンは宿酔をさっぱりとさましてくれるので、一名を「醒酒湯」ともいう。八堂には、この醒酒湯を専門に売っている店が十軒以上もあって、中でも韓一館が有名である。 |