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釜山の 東莱葱煎(トンネ・パジョン)
釜山の東莱温泉に行けば、飲食店のメニューに「葱煎パジョン」が必ずのってある。作り方は「東莱パジョン」主役の葱の他に、もう一つの主材料としては、もち米の粉、上新粉、唐辛子粉を3,2,1の比率で混ぜて、水を注いでとき衣用とする。そして、油をひいた燔鉄(ボンチョル・少し大きめな長方形のふちのついた油焼き用の鉄板鍋)の中に、衣を丸く広がるように敷いて、その上に葱と芹を交互に形よく並べた後、むき身の蛤、エビ、胎貝などの海産物(季節によって蟹やカキなどを使う)と、柔らかくなるように包丁で叩いて細切りにした牛肉などを厚さが平均になるようにのせて、更にその上に衣になるとき汁を全体にかぶせるようにかける。葱や芹、海産物などのすべて生の材料が全部一様に熟するまでの間、高さのある鍋ぶたをかぶせて蒸らすように焼く。そろそろ、熟焼きした頃合いをみはからって、ふたを取り、前もって用意しておいが溶き卵を全体にかけて、「パジョン」がくずれないように裏返しにして焼いてから、大皿の上にのせて出すと香ばしい匂いが一面にただよう。東莱ならではお目にかかれない豪華なおかずである。 |