済州島
料理の特徴 : さまざまな材料、調味料を使い料理するのではなく、自然の味をそのままいかした海産物、豚肉、鳥肉を主に利用して海草とみそで素朴な味を楽しむ。
代表食べ物 : あわび粥、雀鯛の水刺身、赤アマダイのお粥、わかめのお粥、赤アマダイ焼き、太刀魚カボチャスープ、豚肉ユッケジャン、シイタケのパジョン、あわびキムチ、海産物キムチなど。

済州のチャリドムフェ(雀鯛の水刺身)
チャリドムフェ(雀鯛の水刺身)は済州島だけでしか味わえない夏の味覚である。雀鯛は長さ八〜十二センチの口の小さい魚で、色は黒味をおびた褐色、韓国では済州島沿岸にしかいない。この雀鯛の水刺身は、済州島における夏の味覚である。その理由は、この魚の獲れる時期が五月から晩秋にかけて、済州島の沿岸であれば、群れをなしているので、これを獲って一般の家庭においても、この「チャリドムフェ」をつくって涼味を楽しむ時食になっているとか。調理法ですが、小さなフナぐらいの雀鯛の水刺身は、魚の骨をもいっしょに食べるところに趣きがある。雀鯛のウロコをとり、内臟を除いたあと、カツオのたたきのようにして作る。丼のような容器に雀鯛の刺身を入れ、薬味には胡瓜、葱、唐辛子味噌、塩、ゴマ油、さらに味噌、紫蘇の葉のみじん切りなどを混ぜたあと、コップ一杯の水を入れると出来上がりである。